2013年ネパール・ヒマラヤ調査
皆さまへーーーナマステ! 伏見です。
ホング・ヌップ氷河と氷河湖、背景はチャムラン峰。
今秋も、添付資料のヒマラヤ調査を行う予定です。歳も歳ですし、重々慎重にしなければなりませんが、何かお気づきの点などありましたらお寄せください。
PS
1)昨秋の写真を画像データベースにまとめました。ヒマラヤなどの画像総数が10万点ほどになりました。
2)干場悟さんに作っていただいたブログにくわえて、下記ウエッブ・サイト「氷河へのお誘い」を始めました。お時間があれば、随時更新中ですが、ご覧ください。
http://glacierworld.weebly.com/ (リンクから画像データベースとブログが見られます。)
3)氷河湖決壊洪水?
先日、下記ニュースを見て、クンブの橋が流されたことを知りました。そこで問い合わせたところ「原因は、元々橋が古くて流れてしまったと現地の人から聞きました」とのことです。が、さらに情報収集します。
Bridge to Mt. Everest base camp swept away (2013-08-29)
http://www.thehimalayantimes.com/fullNews.php?headline=Bridge+to+Mt.+Everest+base+camp+swept+away&NewsID=389017&a=3
4)下記のニュースでルクラ便が少なくなる問題点がでています。そのため2か月前に予約を入れたのですが、はたして飛べるか。
Fewer Lukla flights may hit trekking biz this season (2013-09-14)
http://www.myrepublica.com/portal/index.php?action=news_details&news_id=61386
それでは皆さま、季節の変わり目ですので、ご自愛のほどを。なお、この通知を再度受け取られた方々は、ご容赦ください。
マナスル峰南西のツラギ氷河湖。
添付資料(1)
2013年秋調査
前略
2013年の秋もネパールへ行き、ヒマラヤ調査などを下記日程で行う予定です。
目的は次の3点です。
1) ポカラの国際山岳博物館の展示更新
2012年秋の調査結果を新しく展示する。
2) 東ネパール・クンブ地域の環境変動現地調査
1970年のエベレスト・スキー隊および1973年のネパール氷河学術調査隊以来の氷河環境や住民生活などの変動を調査する。
3) 番外編:ラオス視察
メコン川流域の環境課題を把握する。
2013年秋調査日程
10月14日 関空23:35→クアランプール05:20(エアーアジアD7535)*クアランプールLCCT空港にて待機
10月15日 クアランプール11:50→カトマンズ14:00(エアーアジアD7192)
10月16日 カトマンズ滞在(ハクパさんの家*1泊)
10月17日 カトマンズ→ポカラ(バス)
10月18日~19日 ポカラ滞在(国際山岳博物館*2の展示更新;ドラゴン・ホテル*3泊)
10月20日 ポカラ→カトマンズ(バス)
10月21日~22日 カトマンズ滞在(ハクパさんの家*1)
10月23日~11月16日 24日間(Day 01~24)の東ネパール・クンブ地域調査(添付図参照)
10月23日 Day 01 カトマンズ(飛行機)→ルクラ→パクディン
10月24日 Day 02 パクディン→クンデ
10月25日 Day 03 クンデ停滞
10月26日 Day 04 クンデ→タンボチェ
10月27日 Day 05 タンボチェ→ディンボチェ
10月28日 Day 06 ディンボチェ→ハージュン→ゾンラ・キャンプ
10月29日 Day 07 ゾンラ・キャンプ→チョ・ラ→ゾンカ・キャンプ
10月30日 Day 08 ゾンラ・キャンプ→コンマ・キャンプ
10月31日 Day 09 コンマ・キャンプ→チュクン
11月01日 Day 10 チュクン→アンブラプツァ基部キャンプ
11月02日 Day 11 アンブラプツァ基部キャンプ→アンブラプツァ峠偵察
11月03日 Day 12 アンブラプツァ基部キャンプ→アンブラプツァ峠→ホング谷上流キャンプ
11月04日 Day 13 ホング゙谷上流キャンプ滞在
11月05日 Day 14 ホング゙谷上流キャンプ滞在
11月06日 Day 15 ホング゙谷上流キャンプ→アンブラプツァ峠→チュクン
11月07日 Day 16 チュクン→パンボチェ
11月08日 Day 17 パンボチェ→クンデ
11月09日 Day 18 クンデ停滞
11月10日 Day 19 クンデ→ギャジョ谷第2滝キャンプ
11月11日 Day 20 ギャジョ谷第2滝→ギャジョ氷河末端氷河湖キャンプ
11月12日 Day 21 ギャジョ氷河末端氷河湖キャンプ→ギャジョ谷第2滝キャンプ
11月13日 Day 22 ギャジョ谷第2滝キャンプ→クンデ
11月14日 Day 23 クンデ→ルクラ
11月15日 Day 24 ルクラ(飛行機)→カトマンズ
11月16日~17日 カトマンズ滞在(ハクパさんの家*1)
11月18日 カトマンズ15:15→クアランプール22:15(エアーアジアD7193)*クアランプールLCCT空港待機
11月19日 クアランプール07:35→ビエンチャン09:10(エアーアジアAK1412)
11月20日~25日 ビエンチャン周辺のメコン川水郷地帯滞在
11月26日 ビエンチャン09:45→クアランプール13:30(AK1413)*クアランプールLCCT空港にて待機
11月27日 クアランプール01:00→関空08:25(エアーアジアD7532)
連絡先
*1 ハクパ・ギャルブさんの家 +977-1-4017147
*2 国際山岳博物館
+977-61-460742, 460343
*3 ドラゴン・ホテル
+977-61-460391, 562630
宮原巍氏(カトマンズの友人) +977-1-5526821
伏見紀子(妻)
+81-77-543-1103
追記
1)
経費節約を旨とするライト・エクスぺディション(”Lite” Expedition)実現のために、今回も格安航空エアー・アジアを利用するが、クアランプールでの飛行機乗り継ぎの際は、翌朝のエアーアジア航空のカトマンズ、ビエンチャンおよび関空へのそれぞれの便に乗るために、前夜はクアランプール(LCCT)空港でいずれも待機する。
2)
往復航空運賃は、関空・クアランプールが23700円、クアランプール・カトマンズが37995円、クアランプール・ビエンチャンが18278円で、今年の円安傾向などが影響し、昨年より2~3割高くなった。とくに、クアランプール・カトマンズ便では、チョモランマを見るために、カトマンズへ行く便は右(東)側の窓席、クアランプールへ帰る便では左(東)側の窓席を取るなど、他の便でも写真用の窓席を予約したことも航空運賃高騰に影響している。
3)
今回も予期せぬ事故のために、保険(海外旅行・団体総合生活)をかけるとともに、古希を二つも過ぎたので、念のため、次の遺書を残して行くことにする。 “死亡通知は出さずに、葬式は内々で行うこと / 戒名は不必要、香典や花輪も断ること / 後日、ヒマラヤに散骨し、何回忌などもしないこと”。
4)
本通知を再度受け取られた方は、どうぞ、ご容赦ください。 早々
調査地域図
クンブ地域における踏査地図。
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