2013年9月20日金曜日

2013年ネパール・ヒマラヤ調査

2013年ネパール・ヒマラヤ調査


皆さまへーーーナマステ! 伏見です。

                    ホング・ヌップ氷河と氷河湖、背景はチャムラン峰。

今秋も、添付資料のヒマラヤ調査を行う予定です。歳も歳ですし、重々慎重にしなければなりませんが、何かお気づきの点などありましたらお寄せください。

PS
1)昨秋の写真を画像データベースにまとめました。ヒマラヤなどの画像総数が10万点ほどになりました。

2)干場悟さんに作っていただいたブログにくわえて、下記ウエッブ・サイト「氷河へのお誘い」を始めました。お時間があれば、随時更新中ですが、ご覧ください。
http://glacierworld.weebly.com/ (リンクから画像データベースとブログが見られます。)

3)氷河湖決壊洪水?
先日、下記ニュースを見て、クンブの橋が流されたことを知りました。そこで問い合わせたところ「原因は、元々橋が古くて流れてしまったと現地の人から聞きました」とのことです。が、さらに情報収集します。
Bridge to Mt. Everest base camp swept away (2013-08-29)
http://www.thehimalayantimes.com/fullNews.php?headline=Bridge+to+Mt.+Everest+base+camp+swept+away&NewsID=389017&a=3

4)下記のニュースでルクラ便が少なくなる問題点がでています。そのため2か月前に予約を入れたのですが、はたして飛べるか。
Fewer Lukla flights may hit trekking biz this season (2013-09-14)
http://www.myrepublica.com/portal/index.php?action=news_details&news_id=61386

それでは皆さま、季節の変わり目ですので、ご自愛のほどを。なお、この通知を再度受け取られた方々は、ご容赦ください。

                          マナスル峰南西のツラギ氷河湖。

添付資料(1)

2013年秋調査

前略
2013年の秋もネパールへ行き、ヒマラヤ調査などを下記日程で行う予定です。
目的は次の3点です。
 1) ポカラの国際山岳博物館の展示更新
    2012年秋の調査結果を新しく展示する。
 2) 東ネパール・クンブ地域の環境変動現地調査
    1970年のエベレスト・スキー隊および1973年のネパール氷河学術調査隊以来の氷河環境や住民生活などの変動を調査する。
 3) 番外編:ラオス視察
    メコン川流域の環境課題を把握する。

2013年秋調査日程

1014日 関空2335→クアランプール0520(エアーアジアD7535)*クアランプールLCCT空港にて待機
1015日 クアランプール1150→カトマンズ1400(エアーアジアD7192
1016日 カトマンズ滞在(ハクパさんの家*1泊)
1017日 カトマンズ→ポカラ(バス)
1018日~19日 ポカラ滞在(国際山岳博物館*2の展示更新;ドラゴン・ホテル*3泊)
1020日 ポカラ→カトマンズ(バス)
1021日~22日 カトマンズ滞在(ハクパさんの家*1

1023日~1116日 24日間(Day 0124)の東ネパール・クンブ地域調査(添付図参照)
1023日 Day 01 カトマンズ(飛行機)→ルクラ→パクディン
1024日 Day 02 パクディン→クンデ
1025日 Day 03 クンデ停滞
1026日 Day 04 クンデ→タンボチェ
1027日 Day 05 タンボチェ→ディンボチェ
1028日 Day 06 ディンボチェ→ハージュン→ゾンラ・キャンプ
1029日 Day 07 ゾンラ・キャンプ→チョ・ラ→ゾンカ・キャンプ
1030日 Day 08 ゾンラ・キャンプ→コンマ・キャンプ
1031日 Day 09 コンマ・キャンプ→チュクン
1101日 Day 10 チュクン→アンブラプツァ基部キャンプ
1102日 Day 11 アンブラプツァ基部キャンプ→アンブラプツァ峠偵察
1103日 Day 12 アンブラプツァ基部キャンプ→アンブラプツァ峠→ホング谷上流キャンプ
1104日 Day 13 ホング゙谷上流キャンプ滞在
1105日 Day 14 ホング゙谷上流キャンプ滞在
1106日 Day 15 ホング゙谷上流キャンプ→アンブラプツァ峠→チュクン
1107日 Day 16 チュクン→パンボチェ
1108日 Day 17 パンボチェ→クンデ
1109日 Day 18 クンデ停滞
1110日 Day 19 クンデ→ギャジョ谷第2滝キャンプ
1111日 Day 20 ギャジョ谷第2滝→ギャジョ氷河末端氷河湖キャンプ
1112日 Day 21 ギャジョ氷河末端氷河湖キャンプ→ギャジョ谷第2滝キャンプ
1113日 Day 22 ギャジョ谷第2滝キャンプ→クンデ
1114日 Day 23 クンデ→ルクラ
1115日 Day 24 ルクラ(飛行機)→カトマンズ

1116日~17日 カトマンズ滞在(ハクパさんの家*1
1118日 カトマンズ1515→クアランプール2215(エアーアジアD7193)*クアランプールLCCT空港待機
1119日 クアランプール0735→ビエンチャン0910(エアーアジアAK1412
1120日~25日 ビエンチャン周辺のメコン川水郷地帯滞在
1126日 ビエンチャン0945→クアランプール1330(AK1413)*クアランプールLCCT空港にて待機
1127日 クアランプール0100→関空0825(エアーアジアD7532

連絡先
*1  ハクパ・ギャルブさんの家 +977-1-4017147
*2  国際山岳博物館 +977-61-460742, 460343
*3  ドラゴン・ホテル +977-61-460391, 562630
宮原巍氏(カトマンズの友人) +977-1-5526821
伏見紀子(妻)    +81-77-543-1103

追記
1)    経費節約を旨とするライト・エクスぺディション(”Lite” Expedition)実現のために、今回も格安航空エアー・アジアを利用するが、クアランプールでの飛行機乗り継ぎの際は、翌朝のエアーアジア航空のカトマンズ、ビエンチャンおよび関空へのそれぞれの便に乗るために、前夜はクアランプール(LCCT)空港でいずれも待機する。
2)    往復航空運賃は、関空・クアランプールが23700円、クアランプール・カトマンズが37995円、クアランプール・ビエンチャンが18278円で、今年の円安傾向などが影響し、昨年より2~3割高くなった。とくに、クアランプール・カトマンズ便では、チョモランマを見るために、カトマンズへ行く便は右(東)側の窓席、クアランプールへ帰る便では左(東)側の窓席を取るなど、他の便でも写真用の窓席を予約したことも航空運賃高騰に影響している。
3)    今回も予期せぬ事故のために、保険(海外旅行・団体総合生活)をかけるとともに、古希を二つも過ぎたので、念のため、次の遺書を残して行くことにする。 “死亡通知は出さずに、葬式は内々で行うこと / 戒名は不必要、香典や花輪も断ること / 後日、ヒマラヤに散骨し、何回忌などもしないこと”。
4)    本通知を再度受け取られた方は、どうぞ、ご容赦ください。                                       早々

                    夕日に赤くもえるマナスル峰西面。

添付資料(2)

調査地域図
                    クンブ地域における踏査地図。


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