2014年7月23日水曜日

ネパール・ヒマラヤの環境変化-森林保全に関連して-

ネパール・ヒマラヤの環境変化-森林保全に関連して-

みなさまへ
長野県の駒ヶ根市にあるJICA研修センターで国際環境NGOヒマラヤ保全協会主催の「ネパールへの国際協力を知ろう!」の集会が725日~26日に行われ、ヒマラヤ保全協会で仕事をされている戸田裕子さんから誘っていただき講師として呼ばれましたので、「ネパール・ヒマラヤの環境変化-森林保全に関連して-」(内容は下記の要旨をご覧ください)のテーマで話題提供することになりました。
駒ヶ根のJICA研修センターは20086月から2年間のポカラ国際山岳博物館学芸員のボランティア―活動にあたり、2ケ月間の研修を受けたところで、英語やネパール語の先生たちとともに、市役所の方々にもお世話になりましたので、久しぶりに駒ヶ根の方々との再会も楽しみにしているところです。

(要旨)
ネパール・ヒマラヤの環境変化-森林保全に関連して-
ネパールへの国際協力を知ろう!(2014.07.25)国際環境NGO ヒマラヤ保全協会駒ヶ根集会資料
伏見碩二(滋賀県立大学名誉教授)

1)   問題点
森林破壊によって、土地の保水力が失われる結果、土壌栄養分の流亡や、崖崩れ・洪水を引き起こすとともに、水質・大気浄化能力を低下させています。さらに、それにともなう二酸化炭素の固定機能の低下や、世界的な森林火災の拡大は二酸化炭素を発生しますので、地球温暖化をさらに促進することが危惧されます。生態学的な観点からは、陸上生態系の基盤となる森林を失うことで、森林生物の住みかを奪うことにくわえて、生態系自体の安定性を低下させることも重要な問題です。
  私たち日本人は、古くから森林の恵みを受けて森林とともに暮らしてきましたが、最近では、「植えて、育てて、収穫して、上手に使って、また植える」という森づくりの重要な循環がなくなりましたので、森林の豊かな恵みを受けられなくなっていますが、ネパール・ヒマラヤや広範な東アジアでも共通の課題が発生しています。そこで、これまでの現地調査にもとづき、ネパール・ヒマラヤの環境変化を中心に、特に森林保全に関連した問題点について報告します。

2) 中央ネパール・ヒマラヤの森林環境の現状
ネパール・ヒマラヤの南北方向の谷地形沿いには夏のモンスーン雨期の水蒸気が大量に供給されますので、立派な原生林が発達しています。中央ネパールのマルシャンディ河中流域では、標高4000m付近まで針葉樹の巨木の森が分布し、人工的圧力の少ないブータンの森を彷彿とさせるほどの、ネパールでは貴重な原生林が見られます。しかし、その貴重な森林資源が山火事などの被害にさらされているのです。主な原因は放牧地や農地の拡大です。このような人為的森林破壊はネパールをはじめブータンでも、広くはモンゴルやシベリアなどの広範なアジアの環境課題であるとともに、地球温暖化阻止のための世界的な緊急課題にもなっています。
また、著しい森林破壊をともなうヒマラヤの峡谷沿いの道路開発によって、従来はポカラから3日かかった中央ネパールのマナスル峰(8163m)南西のツラギ氷河湖の調査基地まで、わずか1日で到達できるようになりましたが、便利になった半面、問題が発生しています。と言いますのは、乾期には道路周辺の浸食は目立ちませんが、夏のモンスーン雨期のマルシャンディ谷沿いの激しい雨に叩かれれば、いたるところで斜面の浸食がすすみ、中央ネパールのカリガンダき沿いの道路のように、毎年のように土石流などによって、道路が寸断されるとともに森林破壊がひきおこされる自然からのしっぺ返しがあることは確実です。このような大規模な道路開発や人為的森林火災などによって、ヒマラヤの貴重な森林などの自然環境は重大な危機を迎えているのが現状です。

3)   まとめ
ネパール・ヒマラヤをはじめ世界の森林環境を保全していくためには、ただ伐採や破壊に反対するだけではなく、環境を保全しながら、森林資源を持続的に利用してゆくことも必要になることでしょう。また、森林保全は温暖化防止の取り組みへの一環ですので、地球温暖化防止は先進国の問題のみならず、開発途上国にとっても現実的な課題です。その意味で、「Act locally, think globally!」の観点で、国際環境NGO ヒマラヤ保全協会が長年行っているような、各国の土地利用の転換や伐採、火災によって森林が劣化している地域で植林を行い、森林を再生することは重要な緊急課題です。

参考資料
これまでのヒマラヤを中心にした調査結果は下記ホームページで公開していますので、ご覧ください。
1)時系列ブログ
http://hyougaosasoi.blogspot.jp
2)テーマ別ウェブサイト
http://glacierworld.weebly.com
3)ヒマラヤなどの写真データベース(10万点以上)
http://picasaweb.google.com/fushimih5


写真説明
写真01 ネパール・ヒマラヤの環境変化ー森林保全に関連してー   森林火災の生々しい跡が見える(ナチェ)。

写真02 滋賀県鈴鹿山地の近代的な皆伐と伝統的な択伐(大君ケ畑)

写真03 伝統的ネパールの択伐と製材(パクディン)

写真04 ナムチェバザールの変化と植林地

写真05 立派に育つナムチェバザールの植林地

写真06 ホテル用の薪のため刈られる林(ダンプス)

写真07 建築材や薪のために刈られる雑木林(ガンドルック)

写真08 マナスル峰西面と豊かな針葉樹林帯(カルチェ)

写真09 マナスル峰西面の森林火災(カルチェ)

写真10 ツラギ氷河湖周辺の森林火災(ナチェ上流)

写真11 マルシャンディ河中流の道路開発と環境破壊

写真12 ブータンの豊かな森林(ガサ)

写真13 ブータンの森林火災(ロドゥフ)

写真14 モンゴル・ロシアの国境周辺の山火事

写真15 モンゴル・シベリアの山火事(飛行機から)

写真16 密猟と木の実収穫のための人為的山火事(モンゴル)

写真17 モンゴルの典型的土地利用形態

写真18 モンゴルの典型的土地利用形態と地温構造

写真19 水没する森林とモンゴルの人たちとの意見交換

写真20 中国・揚子江中流域の青銅器文化と環境破壊

写真21 弥生時代の製鉄による森林破壊と映画「もののけ姫」

写真22 ポカラ周辺の山火事 と大気汚染

写真23 ヒマラヤの大気汚染の原因

写真24 大気汚染の解決と富士山・マチャプチャリの展望(Yes, we can.!

写真25 ヒマラヤの環境問題解決に向けての若い人たちへの期待

写真26 国際環境NGOヒマラヤ保全協会の100万本植樹達成

写真27 「Act locally, think globally.」(Thank you! 



2014年6月25日水曜日

ネパール2014春調査報告13 

ネパール2014春調査報告13

調査のまとめと今後の計画
写真1 ポカラから見た朝日で光輝くヒマラヤ上空の彩雲と、マナスル三山の逆光のシルエット

まずは、今回の「ネパール2014春調査」の基地となったポカラを去る6月初めに見た朝日で光輝くヒマラヤ上空の彩雲と、マナスル三山の逆光のシルエット(写真1)をご覧ください(資料1)。マナスル峰(8163m)頂上は左端の前山に隠されて見えにくいかもしれません(黄色の点線の中)が、中央のP29峰(7871m)、そして右のヒマルチュリ峰(7893m)の山容がくっきりと浮かび上がっていました。この彩雲の光景は、20106月初めにポカラの国際山岳博物館のJICAボランティアの仕事を終えた時にも見ることができましたし、マナスル峰とP29峰の手前直下に2008年以来毎年調査しているツラギ氷河湖があるのですから、ぼくにとってはひとしお懐かしい6月初めのヒマラヤの光景です。モンスーンの雨期直前にはこのような彩雲がヒマラヤで見られるのかもしれません。
さて、「ネパール2014春調査」を終了し、予定通り616日に帰国しましたので、今回の調査結果の概要と今後の計画を報告します。当初の目的は、(1)ヒマラヤ氷河湖調査、(2)国際山岳博物館の展示更新、(3)ヒマラヤ写真データベースの整備と(4)東南アジア巡見で、下記の通りほぼ当初の目的を達成するとともに、いくつかのプラス・アルファーをくわえることができました。
プラス・アルファーとしては、当初の予定になかった国際総合山岳地域開発センター(ICIMOD)の会議への参加ですが、これはカトマンズのICIMODに勤める友人のムールさんとバジラチャリャさんから参加をすすめられ、下記(1)のヒマラヤ氷河湖調査の結果をもとに発表したものです。最初の話ではポスター・セッションへの参加だけでしたが、当日になって口頭発表もさせられました。そして口頭発表後に、その会議に参加していた友人のカトマンズ大学(KU)のリジャン・カヤスタさんからは「半年ぐらい講義をしに来ないか」と誘われたことがきっかけで、来春彼の大学で講義をするとともに、学生たちとはフィールドでも議論することができるのを楽しみにしているところです。これらのプラス・アルファーの予期せぬ出来事から「持つべきものは友人」との感をいっそう深くするとともに、友人たちに感謝の念をささげたい(資料2)と思っています。

資料1
2014年春ネパール調査(10)-ポカラよ、また-
http://glacierworld.weebly.com/2014241802614912493124971254012523355192661910652931250912459125211242412289124141238365293.html
資料2
ネパール2014春調査報告11 お世話になった現地の人々
http://glacierworld.weebly.com/2014241802614912493124971254012523355192661911.html

1.氷河湖調査
写真2 ツラギ氷河湖の末端モレーンの流出口の浸食地形

ネパール中央部のマナスル峰西側のツラギ氷河湖の調査を予定通り終了しました(資料3)が、連日夕方から夜にかけてアラレの後に雪が降り、かなり厳しい踏査行でした。このときには、エベレストで16名のシェルパニ人たちが雪崩で死亡すると言う災害がおこっていました。ただツラギ氷河湖では、調査を行った日中だけは曇りとはいえ、雪がさほど降らなかったのは幸いだった、と思います。
ツラギ氷河湖を堰きとめているモレーン末端部が30mほど浸食されており、そこが氷河湖から河川への流出口になっています(写真2)。このようなモレーン地形はクンブ地域の氷河変動との対比から18世紀に形成されたものと解釈できますので、モレーンが形成されてから300年ほどの間に流出口の位置が浸食で30mほど低下し、つまり平均的には1年あたり10cmほど浸食が進み、それにつれて氷河湖面の水位が永年的に低下してきたことを示しています。
ツラギ氷河湖・氷河末端の最近の変動については、2年前の2012年の末端位置と今回の2014年春ではほとんど変化は見られませんでした。そのため、ツラギ氷河は2010年ごろから末端位置の変化がなくなり、氷河底が湖底に座礁し、2009年のような氷河末端崩壊(カービング)がなくなり、氷河は動きを止めています。
ツラギ氷河の末端位置の変化がなく、流出口の浸食による水位低下が進行すれば、氷河湖の面積は減少の一途をたどるとともに、氷河湖底での堆積作用を考えると、氷河湖の体積は減少することになります。つまり、人間が手を加えなくても、氷河自体が氷河湖決壊洪水(GLOF)のリスクを少なくする氷河湖の水位低下を永年的にひきおこしていると考え、ツラギ氷河湖はGLOF発生の可能性が低いことを次のICIMOD会議で発表しました。

資料3
2014年春ネパール調査(4) ツラギ
http://glacierworld.weebly.com/20142418026149124931249712540125233551926619412288124841252112462.html

2.ICIMOD会議
写真3 ICIMOD会議終了後のスナップ(中央の白いズボンの人がコンビーナーのバジラチャリャ氏)

513日~16日までの4日間の会議中は午前9時~午後5時までICIMODのカンチェンジュンガ会議室で缶詰状態になり、100名ほどの出席者(写真3)から50ほどの報告を聞く、かなり忙しい日々を過ごしました。
会議の第1印象は衛星画像解析やモデリングなどのデスク・ワークの研究報告が多く、フィールド調査の研究成果が少なかったことです。広域的なデータをまとめるには前者の研究は欠かせませんが、グランド・トゥルースとしての後者の研究がないと、前者は砂上の楼閣になってしまう可能性があります(資料4)。
そんな中で、友人であるカトマンズ大学のリジャン・カヤスタ教室の学生たちが、われわれの仲間が1970年代に調査していたダウラギリ峰北部にあるリッカサンバ氷河や1980年代のランタン地域にあるヤラ氷河の現地調査を続けている報告を聞き、なつかしいと同時に、大いに頼もしく感じました。
上記のツラギ氷河湖やクンブ地域の調査結果から、小さい氷河湖が危険で、ツラギ氷河湖のような大きな氷河湖は比較的安全であることから、大きな氷河湖であるイムジャ氷河湖でUNDPなどが人工的な水路建設のプロジェクトを進めているのは再検討した方が良い」と発表した(資料5)ところ、そのプロジェクトの関係者から反論を受けましたが、よくよく聞いてみると、イムジャ氷河湖の水路建設のプロジェクトは最初に予算ありきのプロジェクトで、日本でもよく問題のなるような政治的判断でプロジェクトを決定したとのことでした。しかし、今回指摘した危険な小さな氷河湖であるホング・コーラ沿いのチャムラン峰周辺の小さな氷河湖の現地調査をICIMODがさっそくとりあげてくれ、今年中には現地調査を実施するとのことで、心強く思ったしだいです。

資料4
ネパール2014春調査報告 8 -ICIMOD会議-
http://glacierworld.weebly.com/20142418026149124931249712540125233551926619812288icimod2025035696.html
資料5
Why is a large glacial lake safe against GLOF ( Glacial Lake Outburst Flood ) ?
http://glacierworld.weebly.com/201424180261491249312497125401252335519266196.html

3.国際山岳博物館の展示更新
写真4 国際山岳博物館をの展示コーナー(パノラマ)

国際山岳博物館に掲示していた展示写真が色落ちしたり、見学者の引っかき傷の影響で醜くなっていたので、今回は印刷をし直し、色落ちを防ぐとともに、手などでふれても、画像に傷がつきにくいラミネートで加工した展示ポスター(写真4)で更新しました。その内容は下記の通りです(資料6)。
<温暖化とGLOF
氷河湖決壊洪水
なぜ、ネパールの大規模氷河湖は決壊しないのか
マディ川氷河湖洪水
2012年セティ川洪水
<マチャプチャリ研究>
大気汚染と視程(Air Pollution and Visibility
雪型(Snow  Shape
雲の形成(Cloud Formation
<エコ・ツアー>
ポカラのグランドキャニオン(Grand Canyon of Pokhara
ダンプス(Dhampus
ツラギ氷河湖(Tulagi Glacier Lake
イムジャ氷河湖(Imja Glacier Lake
ギャジョ氷河(Gyajo Glacier
アンナプルナ・ベース・キャンプ(Annapurna Base Camp
プーン・ヒル(Poon Hill
<グーグル衛星画像解析>
カトマンズの住宅開発と地滑り
地球の最高地点
<その他>
ナムチェ・バザールの変化
アンデスの山岳信仰

資料6
ネパール2014春調査報告9  IMM(国際山岳博物館)展示更新
http://glacierworld.weebly.com/20142418026149124931249712540125233551926619912288imm23637310342635626032.html

4.ポカラ周辺のフィールドワーク
写真5 ポカラ北方のセティ川流域のディプラン温泉

ポカラ北方のセティ川流域(写真5)で、ディプランの温泉が2年前の大洪水で壊滅的被害をこうむりましたので、その復興の現状を見届けるとともに、その近くで起こっている陥没地形を調査しました(資料7)。両地域に共通するのは、東西・南北性の断層群が分布していることで、これらの断層沿いに地下水が浸み込めば、温泉や陥没地形が形成される可能性がある、と解釈できました。

資料7
ネパール2014春調査報告 5 -断層と水の挙動-
http://glacierworld.weebly.com/201424180261491249312497125401252335519266195--26029236521239227700123982536921205.html

5.東南アジア・ベトナム巡検
写真6 かつてのベトナム軍がでそうな感じがしたメコン河最下流部のデルタ地帯の狭い水路。

 メコン河発祥の地であるチベット東南部を1980年と1987年に旅行し、またメコン河中流部のラオスを2013年に滞在しました(資料8)ので、今回の「ネパール2014春調査」の番外編として、帰路クアランプールからホーチミン〈サイゴン〉を往復し、残された最下流部のデルタ地帯(写真6)を巡見し(資料9)、メコン川の最上流部と中・下流部を点と線で見てきましたが、そのスケールの大きさ、人々の多様性などを強く実感しました。。

資料8
2013年秋 ラオス メコンの畔にて(PHOTO エッセイ)
http://glacierworld.weebly.com/2013241803117912288125211245812473.html
資料9
ネパール2014春調査報告 12 番外編 メコン河下流地域(PHOTO エッセイ)
http://glacierworld.weebly.com/2014241802614912493124971254012523355192661912.html

6.写真データベースの整備
「ネパール2014春調査」で撮影した写真は1万3千枚余りになりましたので、まず当面はその整理を行うとともに、データベース化(資料10)にむけて、各写真のキーワード付けなどを進めていきます。

資料10
画像データベース (ピカサ・ウェッブ・アルバム)
https://plus.google.com/photos/115786369284765082831/albums?banner=pwa

7.今後の計画
写真7 カトマンズ大学ヒマラヤ氷雪圏・気候・災害研究センターのリジャン・カヤスタさん(右)のスタッフ。

リジャン・カヤスタさんからは「半年ぐらい講義をしに来ないか」と誘ってくれました(資料10)ので、カトマンズ盆地の東端にある丘の上に建てられたカトマンズ大学(KU)のヒマラヤ氷雪圏・気候・災害研究センターを訪ねました(写真7)。天気の良い日にはヒマラヤが見えるという緑の多いキャンパスでの講義以外にも、ぼくとしては、学生たちと一緒に氷河調査をしながらフィールドで議論をしたり、これまで整備してきたデータベースのキーワードなどが日本語ですので、日本人以外の人に使ってもらうためにも、データベースの英語化をそのような機会にしたいと思い、カトマンズ大学の講義の申し出を受けようと考えていました。リジャン・バクタ・カヤスタさんからは2011521日~531日の4か月間に講義を行うことで、さっそく<I will consult our Dean of School of Science about your salary which can be given by KU. I hope KU can provide you as an expert allowance which will be enough for your stay in Nepal.(科学部長にKUが支払う給料について相談します。KUは専門家待遇の便宜をはかりますので、ネパール滞在には充分でしょう)>との連絡がきました。カトマンズ大学での講義が実現すれば、来年はまた新たなヒマラヤでの経験ができることにくわえて、友人のハクパ・ギャルブさんが「彼女はシェルパの氷河研究者第1号」と言うクンブ地域出身のソナム・プティさんをはじめとする学生たち(写真8)のこれからの成長を大いに楽しみにしているところです。この経験を通じて、これまで多くのネパールの友人たちからお世話いただいてきたことに対する恩返しができれば、と思っています。

写真8 カトマンズ大学ヒマラヤ氷雪圏・気候・災害研究センターの学生たち(中央がソナム・プティさん)

資料10
リジャン・バクタ・カヤスタさん
ネパール2014春調査報告11 お世話になった現地の人々
http://glacierworld.weebly.com/2014241802614912493124971254012523355192661911.html


8. 今回の調査報告は以下の通りです。

ネパール2014春調査報告1 「Climate+Change」展示会
http://hyougaosasoi.blogspot.jp/2014/04/2014.html
ネパール2014春調査報告2 カトマンズ情報
http://hyougaosasoi.blogspot.jp/2014/04/20142.html
ネパール2014春調査報告3 国際山岳博物館の展示更新
http://hyougaosasoi.blogspot.jp/2014/04/20143.html
ネパール2014春調査報告4 ツラギ氷河湖の永年的な水位低下現象
http://hyougaosasoi.blogspot.jp/2014_04_01_archive.html
ネパール2014春調査報告5 -断層と水の挙動ー
http://hyougaosasoi.blogspot.jp/2014/05/2014-5.html
ネパール2014春調査報告6 Why is a large glacial lake safe against GLOF ?
http://hyougaosasoi.blogspot.jp/2014/05/2014-6.html
ネパール2014春調査報告7 -マナスル Day -
http://hyougaosasoi.blogspot.jp/2014/05/20147.html
ネパール2014春調査報告8 -ICIMOD会議-
http://hyougaosasoi.blogspot.jp/2014/05/2014.html
ネパール2014春調査報告9 国際山岳博物館の展示更新
http://hyougaosasoi.blogspot.jp/2014_05_01_archive.html
ネパール2014春調査報告10 -ポカラよ、また-
http://hyougaosasoi.blogspot.jp/2014/06/2014-10.html
ネパール2014春調査報告11 お世話になった現地の人々
http://hyougaosasoi.blogspot.jp/2014/06/2014-11-6-6-2014-2014-april-01-is-april.html
ネパール2014春調査報告12 番外編 メコン河下流地域(PHOTO エッセイ)
http://hyougaosasoi.blogspot.jp/2014/06/2014-12.html
ネパール2014春調査報告13 調査のまとめと今後の計画
http://hyougaosasoi.blogspot.jp/2014_06_01_archive.html